編み物道


毛糸2玉買ってきました。かれこれ四半世紀ぶりに編み物に挑戦してみようと、並太の毛糸を購入。さらに毛糸を入れてさまになる、籐のかごまで。やる気満々というよりは、アタシって形から入るヒトなのだなと改めて思いましたです、はい。
さささ、なにを編みましょう。
とーぜん最初はマフラーから。いちおう図書館で借りてきたテキストと首っ引きで鈎針の中長編みで編み始めると、意外にもさくさく手が動きます。なるほど。カラダが覚えているもんなんですな。さくさく。さくさく。しかしなんです、この作業って単純だけに自然と根がつまります。「かあさんが、よなべーをして♪」なんて心の中で歌ってみたり。時間もさくさく、編み目もさくさく。なんだ編みものなんて楽勝じゃん、などとという勝利感で20センチほど編んだところで首にあててみたりしてぬか喜び。よくよく見れば、あるいはよくよく見ずとも横の網目の立ち上がりのところがうーむ、ガタガタやん。ひっぱってみる、たたいてみる。が、ガタガタなおらず。憎い。テキストで編み方をもう一度よく確認してみると「あら、違うのね…」。立ち上がりのときの目数を間違えておることがわかったのでありました。意気消沈。で、やむなくほどく。ほどくの2分、編むの2時間ですよ。編み物の世界ってきびしーです。