防災グッズにポリタンクを購入

10リットルのポリタンク


今日も買い足してしまいました、防災グッズ。連載化しようなんて意図があるわけじゃないですけどね。ほら、地震でなくても渇水や停電による断水ってのはリアルにありえますから、給水車から家まで水を運ぶためにはこういうタンクがひとつはあったほうがよいでしょう。必要なときにお店ですぐに購入できるとも思えません。空のペットボトルを取りためておくという手もあります。バケツを使うという手もあります。それでも一度に大量に持ち運ぶにはタンクのほうが便利。容量は、一人分だし、あまり大きくても腕力に余るので10リットル(598円)のにしておきました。水を満タンにすると10キロ、非力なアタシでも運べます。ただいざこうして写真を撮ろうと床にぽつねんと置いてみると、なんだか小さくて頼りないのう。も一つ大きいのにすべきだったか?という気も…。
さて、実はこのように防災熱にうかされているのにはわけがあります。9月1日のNHKスペシャル「首都直下地震 浮かび上がってきた危険」を見たからなんですね。これまでも民放で「巨大地震が首都圏を襲う!」「首都圏直下型地震の恐怖!そのときあなたは!?」みたいなのなら、たまに見たりしてはいたんですが、どうも恐怖をあおる側面が大きくて、「ちっ、地震がきたら早く死んだほうが楽じゃんか。いいわ、アタシ、死ぬから」という諦観が育つばかりで、備えようという気力がなくなってしまっていたんですね。まるで逆効果。今回のNHKスペシャルは、いたずらに恐怖をあおるようなことはなく、といっても現実問題としてこういう危険性が現在指摘されているってことから目は逸らさずに情報として伝え、さらにその脆弱性をカバーするために行政、民間双方で今できるこういう努力をしているのだ、ということを抑えた語りで見せてくれる。なんかちょっとあせりました。「家は大丈夫か?」と。おかげさまで「被害を最小限に食い止めるために、そして生き残ったときのために今からアタシでもできることはないか」と、ようやく生き残る前提で防災にポジティブな考え方をできるようになったのでした。
ま、こんなことをしても死ぬときゃ死ぬんでしょうがね(ってネガティブ思考なー!!)。