月曜ドラマなど

世間的にはどうだか知らんが、天海さん好きのアタシにとっちゃ今期ドラマで一番の注目株ですよーん。やっとはじまったね。で、おもしろくないわけじゃないけれども、カタルシスのないドラマだのう。どっかでみたような、そう「美女か野獣」とおんなじような設定だし、フジテレビだし、セットもおんなじ感じじゃないっすか? なじみの居酒屋もなんか、どっかでみたなーという使いまわし感がある。天海さんは、キャスター姿のきりっとしたとことか、「あー、そう」という受け流し方がとても大人っぽくて、やっぱよいわ〜。パンダ犬なんてくだらなすぎるオチをだらだらひきずらなかったとこは評価するけどそれ以外は、うーん、どうなんだろ、この脚本。せっかくいいキャストがそろっているのでもう少し面白くして欲しかった。演出もオンエアシーンなんかにはもう少し緊張感をつけて、緩急ほしいトコです。キャストに可能性を感じるので、見続けるよ。気楽に見るにはこんなのも悪くない。

週末ドラマのときに書き漏らしましたが実は見ていました。金曜夜の『時効警察』の後番組なので習慣化したのね。脚本はキャラメルボックスの座付き作家さん。偽善っぽさがちょっと苦手(昔はそれが好きで劇場に足を運んだはずなのに)で、いまひとつ気のりしなかった。せりふ回しとか、から元気とか、「ああ、いかにもキャラメルボックスふうだなあ…」とやや萎え。ところどころでな〜んか聞き覚えがある固有名詞がでてくるのはなにかなと思ったら、原作:加納朋子著『てるてるあした』は、『ささらさや』の続編だったのね。「ささらさや」は読んだことがあったので、幽霊の正体みたりです。そいや、また幽霊がでてくるのかな。下宿の雰囲気はちょっとよいね。こんなとこに住むのも悪くないって気がする。