『かもめ食堂』


ついに見たよー! かわいらしい映画でしたー。
なんとですね、職場でついに「I resign.」と意志を伝達したその日の夜にみたの。そういったやや特殊な心理状態でこれをみるというのは、貴重かつ良いことであったと思いまする。人生いろいろよねー、と気楽な気分になりました。はははー。(「いいのか俺!?」 @オリコカード…みたいな)
さて本題の「かもめ」。
フィンランドのかもめは本当に丸いです。映像で見ると笑えます。
あ、違う本題の「かもめ食堂
かもめ食堂のキッチンのあつらえなどシンプルビューティで、参考にしたいですね。女優さんは三者三様持ち味を生かしてとてもよい。とくに「もたいまさこ」。ってかアタシは彼女にビジュアル的親近感があるのでどうしてもこだわってしまうのです。
ドカン一発打ち上げ花火があがるような映画じゃござんせん。小さな炎、花火で言うなら線香花火がパチパチはじける、小さな熱を胸の中に残す良作ビタミン映画だと思います。
群さんの本を読んでから映画を見るか、見てから読むか。
3人の女性がそれぞれ日本を出立することになった事情いきさつエトセトラが映画では大雑把に割愛され、ほぼフィンランドの風景の中でのみの出来事が映像化されております。アタシの場合は読んでいたので、原作との違いに敏感になって指摘してしまうこと、ストーリーの展開がわかってしまうこと、などが鑑賞の妨げになってしまいました。この淡々とした映画を味わいつくすには、映画をみてから本を読むのがよいと思います。あ、「もたいまさこ」のキャラは本と若干違いますねー。
おまけ、
エンドクレジットのスペシャルサンクスには、「おっ…」。わかる人にはわかるはず。