『鬼嫁日記』最終回


終わってだいぶ経っちゃったけども見たのでいちおう書いとく。
初回を見たときは、キャストが恐ろしいほどうまくはまってるのに、鬼嫁キャラ設定がミスってるなあとがっかりしたもんです。鬼嫁だから夫にわがまま放題なのはまあいいんだけど、そこに若干の愛情とほのぼのとした諧謔を感じられなきゃ、こーいうコントドラマは不愉快なだけ。
最終回をみたら、投書でも殺到したのかネットの評判をみたのか挽回してました。相変わらず超わがままな嫁さんではありますが、密かに可愛いトコもあり、ダンナに甘えているんだなということがわかるような表現が加えられてたようです。夫婦喧嘩して実家に戻っている鬼嫁、両親に「お饅頭でも持っていってあげなさい」と言われると、「ふーん、なーんでアタシが…でもまいいか。じゃ行ってくるね」と素直に応じる。初回なら「なんでアタシが、ふざけんじゃないわよ!けっ。アイツが土下座するまでアタシは帰らないからっ!!」ってな感じになったはず。帰宅してみると、夫はフロに入っている。風呂場の前に置いてあった替えのパンツをクリスマスツリーの上に移動しちゃって「ふふふ、あいつ驚くぞー」と隠れて待つとこ。なんか見ないうちに可愛いらしくなってる!
喧嘩の後の仲直りも、ふたりしておんなじことを考えている似たもの夫婦なんだってことがわかるエピソードで締めていて、爽やかな終わり方でした。最初からこういう感じだったらずっと見たのになあ。SPぐらいあってもいいかも。