『夢見る頃を過ぎても』

夫から突然離婚を告げられたうえ憧れの歌手の突然の訃報、2重のショックで「変わらなきゃ!」とイチローのようにつぶやいて突発的にイギリスへ飛ぶ。歌手の実家へと押しかけて、追っかけとののしる遺族への反発から、彼の10年来の恋人だったと主張する男性となぜか共闘を組む。さらになぜか歌手殺害のシリアルキラーを追い詰めるため夜の地下街へと繰り出して…えっと、コメディなのかしら、これ?
ヘンな映画だったなあ。どっちへ転んでいくのかぜんぜん読めなくて、途中からいきなりアクション映画みたいになるし。うーん、飽きないけど、面白くないというわけでもない、けどけどけど…。キャシー・ベイツはキュートでした。ルパート・エヴァレットも魅力的です。なので、二人のファンならば必見。ただ『夢見る頃を過ぎても』っていうテーマに共感できるかと思って借りたんだけど、ちっともリアルじゃないからなあ。何本か借りる中の1本にこれが入っていると異色作として楽しめるとは思います。