ドラマ『火垂るの墓』


絶対に見てはいけない、見たら3年殺しをくらう*1。そう言い聞かせていたのにうかうかとラスト30分ほど見てしまい、案の定、ゲロ泣きしちまいました。
ちょっとだけオンナノコの演技をみたかっただけなのに、目にしたとたん姿勢を正して正視しないといけないような気にされちゃって。ラストだけなら子供たちに思いいれもないからそんなに来ないですむかなと思ったのも甘かったようです。そりゃそうよね、スポットCMだけでもやばかったもんなぁ。特に節子はあまりにもアニメにイメージが似すぎてて、それだけで、く、く、くるっ…あ、もダメ。あのショックが蘇ってしまいました。清太もなんなのアレはっ!? ほんとに食えなくて痩せてるっぽい。迫真すぎですよ、子役二人。切ない、苦しい、ぐがががが、胸がしめつけて呼吸困難になって本当に二度と立ち上がれなくなりそう。蛇足めいた、鬼おばさん(松嶋奈々子、憎まれ役をよくやったよなぁ…えらい)のセリフとか、現代でその娘(岸恵子)と孫のシーンとかがあってかろうじて救われたのでした。

*1:ウツ気分を3年ひきずる