『FF7AD』

ゲーム好きヴァイオリン講師(♀)にお借りしました。アタシは学生の頃にゲーセンでギャラガテトリスにははまった口だけど、近頃のストーリー性のあるようなゲームはスルー。家庭用ゲーム機も持ってないし、PCでやるのはフリーセルのみ。したがってファイナルファンタジーもまったくストーリーを知らずに拝見。
いやあ、わからん。最初の説明でFFファンならたまらない用語がいっぱいなのでしょうが、その専門用語がちんぷんかんぷん。ちょっとついていけるかなあ…と一抹の不安。でもそーいうパーツもお話も別にどーでもいい。クラウドっちゅーうじうじした男が、あっちこっちでバトルして、最後に昔の仲間の加勢を得てなぜか急に強くなって大ボスをやっつける、みたいな筋。ね、どーでもいいでしょ。だから骨子は絵ですね、絵。これがすごいのー。スピード感、質感がすばらしい。肌が髪の毛が水滴が、とてもプログラムの産物とは思えないリアルさ。そーいうのを「ほーほー、こりゃすごいのう」とマツケンサンバに目を瞠るように、呆れて目を瞠っておればよい。んで終わったら「んー、今のはなんだったのかのう」「はてなんだったんでしょうねえ」とほのぼのし、ずずずと茶をすすって終わる。
数年前、劇場公開された映画『ファイナル・ファンタジー』を初の完全CGとかいう触れ込みに引かれて見に行ったけども、あれも絵だけの映画でしたね。まあ、その進化系で、さらに絵柄が耽美系になった、と。キャラ萌え度強し。「…だ、と。」というしゃべり癖のある神羅カンパニー社長のボディガードコンビがなかなかいい味。弱っちーけど。女の子キャラはそろって美形で強くて素敵。敵役のカダージュ達がやたら「母さん、母さん」を連発するのにはちと引きました。なんだよ、カーさんって。おめーらマザコンかっ!? そもそもカダージュってのもよくわかんねーし、神羅カンパニーってなんじゃい? やっぱゲームやってないと理解不能