ドラマ『危険なアネキ』


最初の展開があんまり好みじゃなかったので、途中からパリーグプレーオフ終戦をみてしまいました。というわけでこれから書くのはきちんと視聴した感想ではないことをお断りしておきまふ。
アタシは典型的悪人が登場する話はあんまり好きじゃないのです。実家の焼酎造り酒屋が胡散臭い東京モンにのせられて大規模設備投資をしているあたりで、騙されている感が濃厚で憂鬱に。完成したプラントで嬉しそうな父宇津井を笑顔でみていた東京モンが、振り返ったとたんに「しめしめ」とイヤらしい表情をしたところで、ああ、もう限界。きっとこの後資金繰りが行き詰まるかなんかで倒産して、伊東美咲が東京へでていく展開になるんだろうなぁ。いい人が理不尽な目にあうのは見るに忍びなく、一時放棄でプレーオフへ。
ロッテ優勝を見届けて帰還すると、キャバクラで働いている美咲に永遠の当て馬キャラ鈴木一真がありえないような暴言の数々を吐いておった。おいおい、普通なら公衆の面前でこんなこと言うかね? しかもキャバクラの中で「キャバクラなんかでしか働けない能無し」呼ばわりだなんて、四面楚歌で敵の悪口を吐く君のほうがよっぽど能無し。して、キャバクラの中には黒皮手帖の釈ちゃんが(笑)。そして続く兄妹がかばいあう、わかりやすーい展開。うーん、面白いのかな、これ。最初から続けて見ていたら、どーっと感動したんでしょうかしら?
善良キャラ一直線の高嶋弟。彼も鈴木一真にならぶ当て馬の一人になる公算高い御仁です。ビジュでは絶対にアネキと同じDNAが入ってなさげなオトウト森山君。衆目の予想によれば、実の姉弟ではないという逆『赤い疑惑』が判明し、なんとなく二人がくっつくなんて方向がありそうですが、いかに。おお、だから宇津井健が!?って違うよな。まあ、そんな展開はあってもなくてもどうでもいいような気もする(できればないほうがいい)。ドタバタコメディにもうひとつ来週へひっぱる何かがない。それはきっと色男。アタシが見逃しただけかもしれませんが。そうね、色男とは決していえないけども鈴木一真が毎回伊東美咲に暴言を吐きまくるのなら、それはみたいかも〜。