『名曲ベストヒット歌謡昭和30年代SP』

学生時代(小学生〜大学生まで)一貫して懐メロファンだった、その血が10年ぶりぐらいに騒ぎました。家族と住んでいる頃にはみんなでみていたもんで自然と耳にしみついた懐メロも、一人暮らしの最近はとんとおみかぎりで。でもやっぱいいねえ。ノリが合います。
昭和30年代のヒット歌謡を年毎にベスト5ほど紹介して御当人にもうたってもらうという趣向の番組。司会は竹下景子モト冬樹、コメンテータが頬袋を取った宍戸錠という布陣も、渋いっ、渋すぎるぜ、ジョ〜!なんか盛り上がります(笑)。
昭和39年の1位って『愛と死をみつめて』だったのね。マコ、甘えてばかりでごめんね〜ミコはとってもさみしかったの〜♪ってやつ。あれは映画もよかった、うん。番組の締めはみんなで昭和39年2位の『お座敷小唄』を合唱して終わりました。『お座敷小唄』はもっと古いヒット曲だと思っていたけれど、意外と新しいのねぇ(といっても40年前)。富士の高嶺に降る雪も〜♪。もちろんアタシも一緒に歌ってました。うはは、のりのりさっ。
あーあ、こんなにのるのならば最初からみりゃよかったよ。昭和30年代よりもさらに遡ってわが敬愛する故藤山一郎先生の朗々とした歌声が聞きたいという飢えが生まれてしまいましたし。昭和のヒットメロディって当時リアルで生きていたわけじゃなくても、なんか染み入るのよね(と、とってつけたように取り繕うアタシ)。