液晶ハイビジョンTVを購入


アタシにしちゃーすばやい購買行動であった。昼間にふと思い立ち、ヨーカ堂の広告でたまたま安売りになっていた機種をみつけて「あ、これでいいや」と大した検討もなく決定し、帰りにビックカメラベスト電器とK'sデンキをチェックして、K'sで購入。

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まあ、アタシってばふとっぱら〜、などといい気分だったのは最初のうちだけ。一転にわかに掻き曇る。今まで14型だったのにいきなり32型ってどうなのだろう、目が疲れそう、場所をとる、アナログ表示だと粗がめだつ、などなどこまごまとしたマイナス点ばかりが浮かんでしまい、寝床に入った頃に急にものすごいウツ発作に襲われてしまった。
身の程知らずに贅沢を!といういつもの貧乏性からくる罪悪感に加えて今回は喪失感もあり。古いテレビをリサイクルしてもらうことに決めて帰宅後、「ああ、こいつがもうすぐいなくなるんだなあ」とじっくりと14型ブラウン管TVをみつめているうちに長年仕えてくれた奴にどんなに深い愛着を持っていたのかを自覚、どっぷり落ち込んだ。あうー。
ときどき映らなくなるとはいえまだまだ画像はとても良好、がんばればあと5年は行けたと思う。まだ元気な年寄りをときどきぼけるからと姥捨てする不幸者になってしまった、なんともはやイヤ〜ぁな気分。こんなことで枕をぬらしちまって寝不足だなんて、はっ、これはもしや更年期性のウツなの!?
新テレビ君が届くのは日曜日。あー楽しみぃっ!などと無理やり己を鼓舞してみるが、愛(まな)テレビとの別れまでにおかれたこの執行猶予がまたツライ。せいぜい別れを惜しんで、見てやらねば。