『スローダンス』『海猿』最終回


今日は電車男女系家族です。楽しみ(^-^)。
その前に『スローダンス』と『海猿』の最終回の感想をちょろっと書く。

総選挙直後だし裏番組の選挙特番のTVタックルはかなりおもしろそう。でも、実乃(広末)と英介(藤木)のカップルの行方のほうが興味勝ってこちらをメインにチェック。(ん、主人公のカップルは?)
なんだかわかんないうちに福岡でなりゆきベッドインしたお二人さんは、それからお互いを妙に意識し始める。どちらもモテモテさんなので今までだったら放っといても相手には不自由しない。愛され慣れた方たちは、自分から積極的に愛するやり方がわからないのですね。恋愛経験は豊富なのに、じれったいほどのスローテンポ。そこが危うくて可愛い。
主役カップルも同じような展開だったわ、そういえば。ただ主役二人はあんまりモテたことがない同士で恋愛のムード作りがヘタ。同じスローテンポでも危うくて可愛いというよりゃ、イライラしました。特に理一(妻夫木)っ! 
最終回のラストで、遠距離友達以上恋愛未満状態となった衣咲(深津)との1年ぶりの再開。「好きだ」というのは言いのだけども、衣咲ちゃんも「はじめて言ってくれた」と感動してるんじゃねーよ、まだ言ったことなかったのか、ちっ、スローテンポすぎなんじゃ。あんたらがちんたらしている内に実乃と英介は結婚しちゃったぞ。
実乃ちゃんのプロポーズシーンは可愛かった。「結婚してくださいっ」なんて、ああ、広末ちゃんも現実世界ではこんなふうに言ったのかしら。。。言うわけねーよ。男からだろ、普通はよ。「はい」と返事した英介からも「じゃあ僕からも…結婚してください」とか言えよ、言わねーのかよこのやろう! ちっ、英介ってのはそういう野郎だよ。大事なことは自分からは言わないやつさ。
などと文句たれつつみるぐらいしか、あまり盛り上がらないまったりした最終回でございましたなあ。

身内が死にすぎるという意味じゃあ、ある意味不審船な「ながれ」*1も、最終回でついに船まで死んだ(廃船ですが)。
定石どおり死にましたよね、トオルはっ。
死ぬな、死ぬなトオル〜、っていうか、死ぬ設定ありきがみえみえじゃ萎えまんがな。仲村トオル自身は検討してたんだけども(お前の筋肉ファイトに萌えたぜ)、とにもかくにもストーリーにひねりがなさすぎ。2時間程度で終了する映画なら、主役が成長するために先輩を殺すんだろうなってな計算がすけすけでも多少は許せるけれど(それを承知で見る場合もあるし)、連ドラで同じことやられてもな。トオルをみるたびに「あー、この人死ぬんだろうな」「さ来週ぐらいかなあ」「あー、なんか急にいい人になったからもう近いな」「あ〜あ、撃たれたよ。どうせ死ぬんだろ・・・ふっ」って考えちゃう。もうさ、毎週首を真綿でじわじわとって感じ、みているのが息苦しかったもん(結構、毎週見てたアタシです)。最近じゃ、「もういいよ、早く死んでくれよ」ぐらいの感じになってたもん(おいおい)。トオルの死と、奥さんの出産をからめたのもあざとすぎ。
最終回2つ前にトオルが死んで、1つ前に隊長(時任)の娘が海難事故にあい、最終回では隊長が植物状態。。。もう、ウツです。大輔(伊藤)の彼女(加藤)が母ちゃんから「海で死ぬような相手となんかアタシはみとめません」ときっぱり言われちゃうのも、これならわかりますが、海上保安官って実際にもこんなに死んでいるんですか? 平和おきらく日本とは思えません。アタシたちがお気楽を享受できるのも、こういう人知れぬ自己犠牲のおかげなんだろうなあ。すみません、ありがとうございます。
ああ、なんか申し訳なくて書きづらくなっちゃった。でもこれだけは言わせて。
「最終回だからって、回想シーンが長すぎなんじゃ、ぼけー!!」

*1:海猿くんの乗り込んでいる海上巡視船の船名