夏ドラマは駆け足でやってくる(4)


すんません。ドラマはみているんだが、忙しくてなかなか更新ができません。いやあ、昨日の『女系家族』vs『電車男』はいい勝負でしたね。

  • 『大人の夏休み』

邦画『赤目四十八瀧心中未遂』で大注目大絶賛の寺島しのぶ、映画を見た友人いわく、「演技は確かにすごいんだが、顔がもうすこし美人なら」というような感想をいっておりましたが、まあ、確かにね。でも平凡な主婦という設定にはあっています。いそうだもんな。
平凡で平和な家庭でそれなりに満足していた主婦、しかしそこには気づかない不協和音がヒタヒタトと。月3回、三の日に夜の生活があるのは、「オレが努力しているからだ」といういはる夫。さらに財産は「オレのもんだ」とうそぶく。「ひどい、愛しているからアタシを欲しがるっているんだと思っていたのに! 共有財産という考え方はないのっ!?」。コトを終えてパジャマをはく妻とかの描写は、なんかセキララ〜で(照)。息子の問題もありました。いい子で申し分なく育っていると思っていたひとり息子(小学生)が、実は強迫神経症。原因は、いい子でないといけないという強迫観念で、「子供は褒めて育てるものだと思って、いい子だ、いい子だって褒めてたら、それが負担になっていたんだって」。子育てって難しいね。ぶるぶる。
友人役オセロ中島さんも、Good。
つかのま心を通い合わせた知り合いのバアチャンが遺言で残してくれた、海の家の営業権。よっしゃ、ぱっと、海の家でもやるか!というお話は荒唐無稽だけども、少しわくわく。でもなんかやっぱり華がなくって昼ドラマみたい〜。

おもしろかった〜。豪華な着物やお屋敷も見ごたえアリ。これははまりそう。
女の怖さは、かの『大奥』に通じるものが。そういえば、大奥にでていた面子もいるわい。財産をめぐる確執。なまじ財産があるから揉めるんだよね。まあ、金は少なくても揉め事の種だけどさっ。ああ、女系についてはもっと書きたいけども、時間がぁ〜〜ぐわあ。

秋葉の風景や、メイドカフェ(?)には引きまくりました。電車男も、こんなに変なとりえのなさそうな男はやだ〜、と思っていたけども、最後のほうにはアタシもネット住人と一緒に応援しちゃいました。でも、やっぱりちょっと引く。