夏ドラマは駆け足でやってくる(2)


2005/7/6 赤字でドラマ大好きO.Rさんの感想を追加しました。

うは、はまる〜!というほどの面白さはないけども、破綻なくよくできた月9初回って感じっすかね。まずは設定説明とネタふりだけだし、これからよね。説明くさくもなく、テンポがよくてそれぞれのキャラ立ちもよい、いろんな展開が期待できそうではありました。
今が旬の妻夫木君(好青年だよね)や、おひさしぶりの広末涼子ちゃん(相変わらずかわゆし)など、若やいだ面子の中で深津ちゃんががんばっていたなあ。年齢ゆえのツッパリや意地や矜持がある31歳の女性。結婚で簡単にリセットするには惜しい、まだまだ仕事に対する夢もある。若い人の行動にカチンとくるとつい口をはさまずにはいられない、ってそこはちょっとオバサンはいってる?(笑) ずばんずばんとたたみ掛けるセリフは結構きついにもかかわらず、嫌味はないのだ。好きになれない主人公だとドラマが台無しだもん。「そうよねー、でもツッパリすぎると疲れるよ。まあまあ、おさえておさえて」と肩を叩いて応援してあげたくなる感じでした。
脇役の中では、あ、そうそうちょっと懐かしい感のある藤木直人氏がでていたけども、なんか老けておられましたねぇ。老けた藤木って長島一茂に似てません? 藤木がでると、一茂の面影を追ってばかりいたアタシです。もしや一茂のファンだったの!? んなわきゃない。あと、妻夫木くんと大阪弁で話していた元映画学校の同級生(撮影プロダクションでカラオケビデオとか撮ってる人ね)がなんかナチュラルでイイね。彼は誰だろう。見たことあるような、ないような…。
そいえば、深津ちゃんにプロポーズした彼(勝村)のセリフの数々にはちょっと引きました。「家政婦」「売り子」発言だとか、どこの時代の人間だよ。仕事を持った女性に海外赴任についてきてほしいと言うまではよいが、「一週間後に出発だから」って、そんなの無理に決まってるだろ。「ち、ちょっと考えさせて」「そうか、無理だよね。ごめん、この話は忘れて」とくる。おいおい、あんた…どうして深津ちゃんがつきあったのか、いまいち魅力がわかんない相手なのでした。ま、来週からはもうでてこないけどね。
ところで広末涼子。アタシは今も昔もすごく好きな女優さんの一人なんですが、なんであんなにバッシングされている(いた)んでしょう。裕福な家庭に育った超美人が女優として順調なキャリアを積んで一躍人気者に、そこまではいいけども、さらにいい大学に推薦でとなったら途端に手のひらを返したようなバッシング報道の嵐。高値の花に対する嫉妬じゃないの? あんなふうに日本中がいきなり敵になったらアタシならとっくに自殺しちゃってたよ。メディアをつかった個人攻撃ってひどすぎます。それでもがんばる彼女は強いし偉い。主役も脇もこなせ、雰囲気もあって、実に得がたいイイ女優さんなのでつまんないことでつぶさないで欲しいです。あんなキレイな子が自動車学校でナンパできるんなら(あ、ドラマの中の話ね)んなら、アタシも運転習いに行くぜ〜っ。広末、ふぁいとっ。

O.R.
「私もおもしろかったよー。
キャストも豪華だし深津ちゃんも妻夫木も好きだし。ストーリーもよかったけど、やっぱりあの婚約者との別れがちょっと無理矢理かなぁ。だって今時「家政婦」「売り子」発言はないだろ?! あれは深津ちゃんを足踏みさせるための無理矢理発言って感じ。
藤木直人は結構好きなんです。それなのに、、、「老けた」とか「一茂」とかあんまりだわっ。一茂とはどっこも似てないと思います!!!
広末涼子の話は私も同感。大学に通っていないってバッシングされたけど、あんなにつきまとわれたんじゃ無理に決まっているじゃん。吉永小百合と比べていたけど、時代が違うよ。それにしてもスタイル変わらず。これで出産済みかよー、と落ち込みましたわ。松嶋菜々子安室奈美恵の時も思ったんだけどさ。」