『ラブ・アクチュアリー』


ラブアク、えがったー!
http://www.loveactually.jp/
何組ものてんでばらばらなカップルの群像劇なので最初はとっちらかってるし、(群像劇はアタシのように顔面識別力が低いとよけいに把握しずらい)、で、最後までとっちらかったまま終わるし、特に盛り上がる本筋もないのだけども、ね、えがった。
冒頭のヒュー様ナレーションにあるLove actually is all around、「愛なんてそこら中にあるじゃん」ってことが、じんわりしみこむしみこむ多幸感で、見終えた後のアタシの顔って情けないほどにニマニマしておりました。頬の肉が1センチずつリフティングされたかも。美容にいい映画?
出演者も豪華だよおおん。
アタシ的にはコリン・ファースのエピが一番好き(ファンタジックすぎるけど)だが、萌えたのはアラン・リックマンエマ・トンプソン夫婦(という設定)。この二人がでてくると脳内ではケーブルテレビで見まくった『いつか晴れた日にいつか晴れた日に [DVD]が展開されるので、浮気心をうごめかすアランに、「ひー大佐〜、あんたはあんなに一途だったじゃないか!」とわなわな。お門違いです。それにあのとき一途だった相手は妹(ケイト・ウィンスレット)のほうにでしたし(笑)。そーいや、ケイトも一瞬だけゲスト出演しておりまふ。どこででているか、ちょっと笑えまっせ。
アタシ的にはお目当てのヒュー様エピソードがほかにくらべていまいち冴がないのが不満ではありますが。ヒュー様が英国首相って…対する米国大統領のビリー・ボブ・ソーントンはかっこよし。
ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』のスタッフが送るハートうおっな群像劇。暇があればぜひ。

  • 3/24追記

そうそう書き忘れておりました。DVD特典には監督兼脚本家のおっちゃんが、作品解説にかこつけてプロデューサー氏(♂)にさりげなくアプローチするというリアルなラブアクチュアリをしております。これは必見(笑)。映像特典の「カットされたシーン」を「全編みる」べし。