ひげ


左下の顎から顔を出したやつが指にあたる。抜きたいが現在は職場でいかんともしがたく、家に帰って毛抜きで抜くまで今は我慢している。しかし気になって仕方ない。
うちの女房にゃ髭が〜ある♪なんて流行歌が昔ありましたが、ってどんくらい昔じゃい*1。まあそれはいいとして、女も曲がり角をすぎてだ〜いぶ経つと男化して髭なんかも生えてくるようになっちまうもんなんっすね。アタシは左の下顎に1本、右口上に2本、なにやら太くて存在感のあるやつがたまーに顔を出します。こいつを抜かないでほうっておく。するとなまじっか周囲がいちおうつるりんとしているもんで目立つことこの上なし。で、抜く。するとまた生えてくるんだが、こいつが抜けるようになるまで育つのに時間がかかる。その間ずーっと皮膚の下でぽつんと黒い点が存在を主張しつづけ、その黒いとこを上から摩ると内部で太い毛がちくちくという刺激がある。指に対してでなく皮膚の中でちくちくするのですよ。ああ、そこはかとないもの哀しさ。女性ホルモンの分泌が減っているせいだとわかっちゃぁいる。通りすがりに見た12日放送の『あるある大辞典』によれば女性ホルモンの分泌を活発にするためには週に2〜3回の山芋の摂取が効果的であるらしい。もちろん一番よいのは、恋をしたりどきどきしたり感動したりすることらしい。…ふっ、山芋でいいわ。

*1:1954年日活映画『うちの女房にゃ髭がある』主題歌、作詞:星野貞志、作曲:古賀政男、歌:杉狂児美ち奴