フライパンで悩む


厚底ステンレス鍋を買って大満足したのが数ヶ月前、今の狙いは「いいフライパン」。現在使っているのは1980円くらいで買ったメーカー不詳のテフロン加工ので、長年の酷使でテフロンは剥げまくり、ハゲのご機嫌が悪いとすぐにこびりついてしまう。ちっ、ハゲめ。Webによれば、テフロン加工のフライパンなんて寿命は2年が関の山の使い捨てだというのが定説だそうで。うーん、物持ちのよすぎるアタシにはなじめない。
ところで本音を言えばフライパンなんてのはティファールでぜんぜんかまわないと思う。ティファールならどこにでも売っているし、それだけ広範囲で売っているってことは売れているってこと。売れている、なおかつ売れ続けているってことは、消費者に支持されているってことでしょう。悪くないってことだよね。と思うんだ。
んじゃ、ティファールを買いに行くかと狙いを定めて腰をあげる。そうしてティファールの売り場に足を運んだはよいものの、売り場で途方にくれて空手ですごすご退散した回数が、とうに両手に余るのだ。だってさ、決められないんだもん。ね、なんであんなに製品ラインが豊富なん? 見た目はさほど違わない、素人目には色や取っ手のデザインぐらい、なのにどれも微妙に値段が違う。どれがいいのやら、これは本当に安くなっているのか、いないのか。わけがわからなくて、選びようもない。いいや、別に今日じゃなくても…なんてなことを繰り返す。優柔不断なアタシには選べるってのも、良し悪しだ。
ティファールで一番よさそうな奴にするか、といってもアタシには値段ぐらいしか決め手なし。一番高いの、ううん、それならいっそ憧れのビタクラフトのにしてもよいかもしれん。ビタといっても、あんたは本当にビタなのか!?と疑いたくなるような低価格のが売られているようだ。24cmのテフロン加工3480円なり、ってのはいかがなんざんしょ。ビタのくせに安すぎてこわひ。18cmぐらいの小ぶりなのもあるので、この値段なら大小あわせて購入してもいいな。小さいテフロンのフライパンは、一人分の目玉焼きや玉子焼きを調理するのに手ごろで親子丼鍋にもなるからどっちみち欲しかったのだ。ビタのウルトラやボストンなんかの1〜3万円するやつにくらべりゃ軽いが、ティファよりゃ重い。でもデザインはシンプルでティファよりゃ好み。さ〜てさて。