イガイガの秋


猛暑からつるべ落としに秋来たる。一昨日の日曜日から雨が降り続いているせいでかなり体感気温が低いですねぇ。NHK気象情報によれば東京の最高気温は18度の見込みだとか。体感だけじゃなくて実際にも低いのだな。わずか40日ほど前には38度だ40度だとか騒いでいたはずなので、40日で20度の落差を経験しているということだ。これで風邪をひかなきゃウソだろう、そう思っていたらやはり今朝起きたら喉がイガイガしていた。
どうでもいいけどもこの「イガイガ」って擬態語はよくできている。この喉のやるかたない痛みのケンケンしたひっかかり具合を実にうまいこと表現しているではないか。でも擬態語ってのは少し会話表現として幼い感じがしないでもない。病院内で医者と患者が深刻な顔で「喉がイガイガしますか?」「はい、ちょっとイガイガします」「じゃあ、ちょっとグリグリしてみましょう」「うぐっ」「注射を打ちますんでちょっとチクッとしますよ」というような会話をしているわけ。かわゆし。擬態語このイガイガをパフパフにしてみると、「喉がパフパフしますか?」「はい、パフパフします」なるほどきっとマシュマロが詰まっているんでしょうね。んじゃ、これは?「喉がきゅうきゅうしますか?」「いえ、ぎゅうぎゅうしま・・・うぐぅ」…誰かが首を絞めているんでしょうか。日本語というのは擬態語や擬音語がきわめて多く2000語ぐらいあるそう。なんかわかる気がします。