月曜の憂鬱


来週は2日も休みがあるのに、今週はない。ないのが当たり前だけども、ばらしてくれたらいいのになと思う。理想は週休3日、ってなことをしょっちゅう言っている気がする。人間って果てしなく贅沢や。やけども、週休4日は不要。そのかわり学生なみに夏休み冬休み春休みがほしい(おいおい)。学生は休みすぎ、学校の先生っていいよなぁ。その学校の先生ってのは異様に世間知らずで排他的でいじめとかもすごいんだっていうし、最近のガキはしゅっちゅう殺人事件の加害者になる。生徒が人を殺したことに責任持てるんか? まあどんな仕事でも一長一短ありか。
それにしても近頃は若年加害者による殺人が多すぎじゃ。まともに刑に服する権利もないうちは人を殺す権利もないんだと知れ。いや、人を殺す権利なんて誰にもないんだが。17歳による事件が相次いで少年法が再度問題化された頃のドラマ『伝説の教師』で17歳の生徒相手に先生役の松ちゃんがのたもうた。「お前らは人を殺しても刑罰にならん。それはお前らが半人前だからじゃ。そんなら、半人前のお前らを殺しても俺は人殺しにはならんのう。半人殺しじゃ!」。極論ながらも、なるほどと思った。P.K.ディックの短編小説に「まだ人間じゃない」という名作がある。12歳以下の子供たちはまだ人間として認められておらず親の判断で生後堕胎ができる社会を描いたブラックSF。これもある意味なるほどである。SFならではですがね。はたして人間はいつから人間なのか。堕胎についての論争と、堕胎児をゴミとして捨てていた横浜の病院が問題になったのはつい最近のこと。月曜日の憂鬱からこんな暗いことまで想起するがとは。ううむ暗すぎる。