伊坂幸太郎著『チルドレン』

馬鹿でかっこいい陣内さんがその周囲の人をまきこんでいく連作ストーリー。「ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語」とは著者の紹介文。吉川英次文学新人賞受賞後第一作。
伊坂ファンにはたまらん。おもしろかった。人によっては淡々としすぎていると思うかもしれないし、うそ臭いと思うかもしれんが、でもよいのだ。これを読んで嫌な気分になる人はまずいないだろうね。