野球 銅!

  • 男子野球 対カナダ 11:2 ○ 銅

どうも素直に喜べないなあと思っていたけれど、ニュースで中畑コーチの涙をみていたら、あ、喜んであげなくっちゃという気になった。「あげなくっちゃ」ってことからしてヘンだが。昨日の三位決定戦の中継は大差で勝っていたので途中で見るのやめたしね。対オーストラリア戦がなんだったんだ!?と思えるほどにすごい点差。見てる端からがんがん打つ。なんでこれが昨日できなかったん? あまり打たれるもんだからカナダは投手交代しまくりで結局6人も投入(日本は3人)。オーストラリアの投手がよかったってことなんだろうか。ちなみ準決勝にでた投手はオクスプリング 、J・ウィリアムスで、決勝の対キューバ戦のスティーブンス、ローランドスミス、ロイドとは重なっていない。キューバ対オーストラリアは6:2でキューバ。普通エース級を最後にとっておくだろうが、いや、キューバには勝てないのでとりあえず銀狙い、だったのかも。まあ、なんとも言いがたし。男子団体球技はラグビー以外関心の薄いお国柄であるらしいオーストラリアの現地の報道ではこの日本戦勝利を「オーストラリア野球にとって歴史的瞬間」「考えられない快挙」と称えたそうで、ますますもってわからん。いっそ優勝してほしかったかも。
昨日はシンクロを観戦。審査員の主観に基づく点数を合計する競技というのはなんか複雑なものがあるね。昨日、おや?と思わせた日本の審査員。集計する際に審査員の一番高い点と低い点を剥ぐって真ん中のだけを採用するシステム。で、日本の審査員は金銀を争う二強である日本チームとロシアチームの両方について、剥ぐられておりました。日本のときには一番高い点をつけ、ロシアの時には低い点をつけて。しかも、ほかの審査員のつけた点数はどれも/どこも「ロシア>日本」だったのに、日本審査員だけが「ロシア<日本」だった。そりゃ、好みの問題かもしれんし、審査員になるほどの人だから信じたいけれども、あんまり気持ちのいいもんじゃないですね。
体操男子個人でも、アレクセイ・ネモフ選手(ロシア)につけた点数(こちらは日本人審査員がというわけじゃないが)対して会場からのブーイングやまなかったとか。「どうして前の選手よりも点数が低いんだ? どうみたってこっちのが優れた演技じゃないか!」という怒り。ブーイングで点数を直したってのもまたさらなる怒りを呼んで、当事者たる選手がでて場内をおさめたとか。ネモフいわく「得点は尊重するが、観客を欺けないことも審判員は理解するべきだ」。ホントにそうだね。その前にも体操は団体競技で韓国選手に対する誤審(これは認めたが、変更はなし)があったそうだし、人間のすることだから主観は入るだろうけども、素人に指摘できるような間違い(純粋な間違いならよいが…)はやめろよな。と思うのだ。シドニーオリンピックの篠原vsドュイエとかさ。思い出すと今でも心が寒くなる。