男子体操団体・金! 森田・銅!

すごいねー。かつてのお家芸、体操日本復活か!?(「お家芸」って言い方もなんだかなですね)。これも生では見てなくて朝テレビをつけて「ほえー」となった。予選を1位で通過して、決勝はアメリカ、ルーマニアを抜いて逆転勝利と。ああ、みたかったなあ、その緊張感。ミニュンヘンだかモントリオールだったか忘れたが、やはり同じような逆転劇を演じてそれを固唾を呑んで茶の間で観戦していた記憶がよみがえる。団体といっても、ひとつひとつの競技に立ち向かっていくときはたった一人の戦いで、しかしその肩には「決して失敗をしてはいけない。日本中の期待が自分の肩にかかっている。俺が失敗すると6個の金メダルがなくなってしまう」という強烈なプレッシャー。それを跳ね除けて、10点満点クラスの演技を続けたのでした。ああ、あの緊張と興奮をもう一度味わいたかった。味わっていた人たちがいたんだね、いいなあ。ところで体操選手の体ってすごいねぇ。水泳選手の上半身が逆三角形だとよくいわれて、確かにそうだなあと。体操はもっと逆三角形、どころか肩から上腕にかけての筋肉のふくらみようがすざまじい。筋肉が邪魔して脇が胴体につかないんじゃないかと思ってしまう、ハルク風。水泳の筋肉はもう少ししなやかそうで、体操の筋肉は堅そうにみえます。筋肉だけなら重量挙げの選手のがもっとすごいのかもしれんが、筋肉の上に、腰がひゅーっとしまっているとこが、、、あ、すみません、見るところが間違ってました。反省。でもでもでも競技自体も美しいなりよ(って、とってつけたようだな)。
森田選手。おめでとう!! えーと、事前に話題に上っていましたっけ?うーん。まあアタシもあまりリサーチしてなかったのでなんとも言いがたし。レース展開、あのスタートダッシュのすごさはバサロの鈴木大地をふっと連想させましたな。そしたらやっぱり本人も彼にあこがれて背泳ぎ選手になったとか。鈴木大地に憧れて水泳をはじめた子供たちはすごく多かっただろう。そしてその中からぬきんでて、そして同じように結果を残した森田選手、立派です。聞けば君はまだ19歳、次のオリンピックもまず間違いなく出場するよね。楽しみだ。