7千万円なり〜


All About Japanの8月9日付けのトピックに「35歳おんなひとり、残りの人生に1億5000万円必要!?」なんて記事が掲載されておった。い、いちおく、ごせんまん?? これは85歳まであと50年生きたとして、物価変動調整なしで現在のペースで支出をつづけたらという前提で試算されたものらしいが、それにしてもすざまじい金額ですね。そんな金をアタシにどうやって工面しろというんだ!と小泉首相に問いたい。いや、この時点では首相は関係ないか、はは。これが現実ならアタシは85歳にならないうちに餓死しちゃいますよ。しかしまあ、手取り年収400万で年間支出が316万円という稼いだぶんだけ使う女のケースが、そのままアタシのケースに当てはまるってもんじゃない。ちなみにアタシの年収は不定でこの前後をいったりきたり、手取りにすると…うーむ。そこも違うがもっとも大きな違いは支出である。だいたい現在の支出は家賃から食費、レジャー、各種保険料まですべてを入れて約15万円平均だ。いちおう家賃関係が安いのでそんなもんに収まっている。汲々なのでこれでもかなり絞り込みをはかった結果で、もっと湯水のように使っていたバブリーな時期もあったが…(遠い目)。昔を振り返ってても仕方ない。今は未来だ。では算出に戻って年間支出は15万×12ヶ月の単純計算で180万円(あってる?)、これに余裕を持たせて約200万円/年としよう。この先50年も生きるのはあまり気が進まないので控えめに40年くらいにしとくと、200万円/年×40年、生涯必要な額は8000万円。ただしある程度の年齢を超えると保険料支出がぐーんと減るので、大雑把に減産すると7000万円くらいかな。大雑把過ぎるかしらん。でも1億五千万円っていう途方もない数字に比べると、ああ、やっとなにやらすこーし現実味を帯びてきたじゃないの。天女の降嫁である。これならなんとかなりそうかも。アタシの優位は住居だけは親が残してくれそうなとこ。そしたら後は食うだけだもんね。といってもなにが起こるかわからんので、楽観は禁物。飢え死にしないように、せっせと貯蓄に励まねばと思うのであった。