キッチンのカーテンをリニューアル

hal8182004-07-19


キッチンのカーテンが暑っ苦しい。白いワッフル地のくせに暑苦しいというのはとても不思議なのだが、ワッフル地というのは総じて分厚い。分厚いが故にそのドレープがボリューム感をかもし出す。そしてそのボリューム感は暑さとともに、狭苦しさも演出している。とりあえずなにか掛けないといかんだろう、とりあえずなんだから安いモンでいいやそんなに見苦しくなければ、というのでヨーカ堂で最終見切り品になっていたのを1面1500円ぐらいで買った超格安品。なので、常々なんとかしたいなあと思ってはいた。
よし、今年の夏のバーゲンでなんとかしよう。おりしも、プランタン銀座店のB館リビング館が改装一掃セールを開催している。暑さにまけず物欲にあとおしされて銀座まで足を伸ばした。
プランタンのリビング館は1フロアの面積はさほど広くないが、その名が示すとおりにB1〜4Fまで5フロアすべてがリビング関連の売り場で占められているという、衣食住では住にいちばん金をかけたいアタシにとってはとても楽しいパノラマ館なのだ。ところがそれを閉館して8月からモード館になってリニューアルオープンさせてしまうという話。惜しい、つまらん。モードって、また服屋だよ。もう服なんて着れりゃいいじゃん!とまではさすがに言わなくなったアタシでも(昔は言ってました)、服なんて今持っているもんを着まわしすりゃいいじゃん、なんでそんなに買う?売る?と思うのであるが、商業界では、景気が上向いてくるとOLの過分所得が服飾に向かい、高い服や鞄がバカ売れする、ということになっているんだろうな、きっと。
過分所得のないアタシはとりあえず今の在庫一掃を享受する。リビング館をぐるりと一巡して、あ、なんとなくいいかも、ぐらいのインド綿の暖簾を2つゲットした。麻の生成りのでなにかよいのがあればと思っていたので、これはセカンドベストぐらい。なので帰りの電車でも、うーん、キャトル・セゾンでみつけた麻のがよかったかなあ、でもあっちはサイズが中途半端なんだもんなあ。でもなああ、もしかして大失敗しちゃったか、箪笥の肥やしになってしまうのか? Second best is never enoughと歌っていたのはマドンナだったなあ、などとやたらと後悔してみたりしていた。
ところが帰宅して取り付けてみたら、あ、、、いいじゃん。とっても涼しそう。窓の高さ180cmに対して丈が150cmと寸足らずなのだけれども、下に重石代わりの琥珀色のガラス球(プラスチックかもしれん)がついていて、それが膝の辺りの高さに浮いていてとても効果的、大満足なのでありました。で、写真。薄暗くなってからとったのでイマイチわかりにくいけど、色合いが淡い萌黄色の小花柄なのでインド綿なのに、イメージ的にはなんちゃってプロバンス風なのであった。