フンデルトヴァッサー


テレビ東京
美の巨人たち
色彩と曲線の建築美・ウィーンの常識破りの住宅』
自然を愛しうずまきを愛した画家フリーデンスライヒ・フンデルトワッサー。彼のデザインしたごみ清掃工場が大阪舞洲にある(と番組内で)。無意味にカラフルで曲線的、玉葱頭がちょこんとのっかり、いろんなカタチをした窓がぱらぱらとついていて、どこかの窓からは緑が顔をだしている。まるでお伽の国のお城のよう。ゆえに清掃工場のイメージからはるかにかけ離れている。知らなければ、もしかして前衛的なラブホなのか?と。
清掃工場http://www.ktv.co.jp/yume3po/09/main.html
あ、すんません罰当たりなことを申しました。だって、すごいんだもん。よくぞ依頼した、そして採用に踏み切った。まいった、まいりました。大阪の行政がこんなに文化的センスがハイレベルだったなんて。いやはや、大阪人がうらやましい。あ、そういや食い倒れ人形もかなり前衛的なモニュメントといえばいえるかもしれん。言えんか…。
それにしてもだよ、アタシが通勤のときに車窓から見やる浄水場は「あれ、浄水場」と言われても「あーそうだろうなぁ、だからどうした」としか思えない、直線と規則的な凹凸だけで構成された巨大な平たいコンクリートづくりの建築物。つまらない。ふつうすぎる。敗北感。
でも東京の街中にも彼の作品はあった!
赤坂TBSの南玄関近くの「21世紀のためのカウントダウンモニュメント」。カウントダウンがとっくに終わっているので、わりと忘れられた存在になっているみたい。しくしく。
ちなみにHUNDERTWASSERというファミリーネームは英語でいうとハンドレッドウォーター。つまり百の水。日本好きな彼は「百水」というハンコを絵に捺していたりするとか。かわゆし。
んでもって彼のポスターは青山のギャラリーでみることができるようです。http://homepage1.nifty.com/spacekids/wasser.html
うーん、行ってみたいのう。でもギャラリーはギャラリー姉ちゃんとかの視線がコワイ気がしてダメなのよ〜。