リウマチへちま売り(2)金子賢編?


今日の手首のこわばり具合は……なんてこれから毎日報告するつもりはないがとりあえず、今朝はなぜかいつもよりもスムーズであった。そりゃ少しばかりのこわばりはあったけれど「かたまっている」というほどにはあらず。レバニラ効果があったのか!? なんてね、そんなふうに即効性があればよいが、なにはともあれ喜ばしい。
実はさきほどから手首のとびでている骨(ぐりぐりしてるやつ)が気になってしかたがない。一度気になるとずーっと気になってしまう。えーアタシの骨はこんなに飛び出していたっけ? こういうとき一人暮らしは不便だ。比較対象をさがしたくてもすぐにはみつからない。うるうる。
テレビでは『結婚しなくてなにが悪い!! 世界の中心で30女が泣き叫ぶ!!〜負け犬女の壁〜』なんてな特別番組が流れていたりして、なんてタイムリー。というよりも、そんな番組も見ているからこういう思考の流れになる。
見るつもりはなかった。ザッピングの途中で負け犬女のミニドラマに金子賢がでているのに目をとめて、そのままにしていただけなのだ。結構好きです金子賢永作博美にプロポーズする、うだつのあがらない男友達という設定。
「確かにイイ奴だし、笑いのツボも一緒だし、アタシを一番大事にしてくれる。でも彼と結婚して子供に『ママは世界で一番好きなヒトと結婚したのよ』といえるだろうか。…。そりゃ現実は理想と違って小さな妥協の連続よね。でも…。ねえ、アタシ、妥協して結婚するの?」
さんざん悩まれたあげく振られてしまっていた。えーっ、金子賢なら甲斐性がなくてもいいじゃん、と思う。おい待て、これはドラマだ。
あ、手首の話だったか。そうそう、なんか骨がでておる。異様に、いや、異様になのかどうかはよくわからんのだった。手首。アタシはむかしから手首だけは細く、小太りだったときにも「HALさんって手首は細いんだね」なんて殿方に言われたりなぞしていた。今は中肉。でも手首は「ちょっと気持ち悪いぐらい細い」(by友人A)。だからたぶん平均よりは華奢に違いない、この関節…。うーむ。不安増大。

昨日の日記を読んだP嬢からこんなメールが、

わたしもちょっくらぐぐってみたけれど、ほんと誤解してたわ、この病。
膠原病(リウマチとまったくイコールではない?)と聞くとまたイメージが違うんだけどね。

リウマチ=膠原病か?
正確にいうとイコールではない。ほぼイコール。リウマチというのは膠原病の一種。
そもそも膠原病というのはなにかというと、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮フ筋炎(または多発性筋炎)、結節性多発性動脈炎という、5つの病気の総称。その共通点は、
(1)皮膚・筋・関節などの結合組織に炎症・変性が起こり顕微鏡でみると膠状変化(にかわのような状態)がみられる。
(2)発熱・関節痛・筋肉痛・だるい・疲れやすいという症状
(3)原因不明。自己免疫に関連することだろうと考えられている。
なるほど。実は不肖アタクシ、ただいまはじめて膠原病がなんなのかわかりました。何かを得るとき何かを失う反面、何かを失うとき何かを得るものでもある。
続けてP嬢、

免疫不全症候群というならば、友人Aのクローン病もそうである。彼の話だと、この体質は遺伝するらしく、彼の親戚にも膠原病やら潰瘍性大腸炎(いずれも免疫不全系)の患者がいるとのことであった。

次なる疑問。
リウマチ(になりやすい体質)は遺伝するのか?
「ある遺伝体質を持った人にある環境因子が働いて自己免疫状態が起こり発病する」というのが多くの医学者の見解。つまり、答えはYes。かかりやすい体質は遺伝します。ただしその体質を持っている人がすべて発病するわけでなく、環境因子というトリガーが重要。この遺伝体質や環境因子はいまだ不明とか。
ああ、どんどん膠原病に詳しくなっていく〜。