陽気な水戸黄門


さてなんの話か。
スーパーへ出かけてあれこれカゴに放り込んでレジに並んでようやく気づいた。あ、財布がないっ。ないないな〜いっ。商品を売り場に戻して廻りながら、思考はくるくる直近1時間をプレイバック。きゅるきゅるきゅるきゅる(←巻戻再生音)。はっ、これか。出かける少し前に町内会費の集金が訪れ、そのときバッグから取り出して、んで、そのあとどうしたっ、つ、机の上かぁ。このときの脳内サントラにはサザエさんの歌が流れ続けておりました。買い物しようと街まで出かけたら〜、けっ、財布を忘れて陽気でなんていられるかっ。
財布を持って出直して今度こそとレジに並んだ。ところが前のヒトのカゴが山盛りで、時間のかかることといったらアンタ。まったくもっていらいらでっせ。やっと前のヒトのステータスが精算まですすんで「ああ、ようやくそろそろアタシの番に」と安堵したとき、ふいに隣のレジがオープンし「お待ちの方どうぞ」と。アタシが移動してもなんか微妙なタイミング。んで躊躇していたが、その躊躇の「ちゅ」までいかないうちにアタシの後ろに並んでいた主婦がすばやく移動。結果的には抜かされたカタチになったのであった。このときの脳内サントラが水戸黄門。後から来たのに追い抜かれ〜、ってね。けっ、自分の列に並びつづけるっきゃねーだろ。
というついてない日でしたっていう話。それにしてもなんでついてないことってこう重なるんだろ。
ところで、
サザエさんの歌が変わっていないことはたまに確認しているけれど、水戸黄門の歌はアタシが子供の頃の初代黄門・東野栄次郎のときから変わってないのかしらん?
初代水戸黄門は家族全員で見ていたので、よく兄と水戸黄門ごっこをしたもんである。ご多分にもれず女の子としては、やはり風車の矢七のファンだったけれど、峠の茶屋で食い意地はって団子に喰らいついてたためにいつも置いてかれそうになるうっかり八兵衛もなにげに好物。その初代水戸黄門のDVDがございまして、その初回特典がなかなかイカすようですぜ。アタシは欲しいとは思わんが興味津々、ぜひとも拝見したいとは思う。

初回特典
初代水戸黄門東野英治郎リアルフィギュア引換券封入