有楽町でデュークさんをみた

hal8182004-05-30


目覚まし代わりのラジカセがぶっこわれたのでビックカメラまで新しいのを買いにでかけたその帰り、国際フォーラムのB1(船の骨格オブジェ下の通廊)にちょっとした人だかりができているのを発見した。
4〜50人くらいが、B2展示スペース(よくバーゲンなんかをやっているとこ)をガラス越しに上からのぞきこんでいる。その視線の先、階下の展示スペースの中には特設ステージのようなものが設置され、それを囲むように2〜300人がひしめきあっていた。誰か有名人でもくるんだろうか。気を引かれはしたが、まあどうでもいいやと思って通り過ぎかけたとき、
「あ、デュークさんよ」
え、デュークってあのアレか? それならちと見たいぞ。というわけでアタシはいそいそとまいもどり、ステージの中央に、2名の女性アシスタント(赤タンクトップに黒タイツ)を従えた、妙にキビキビした動きの黒タイツ男を発見。いた! ウォーキングドクターのデューク更家氏だ。
身体全体を使いながら掴みのレクチャーをしたあとに(こちらには音声は届かない)、狭いスペースの中でひしめきあう群衆を百人規模で左右にあやつりはじめた。大人数でのウォーキング実践は圧巻。両手を頭上でくみあわせて腰をクネクネ、あるいは、両手をユーフォーキャッチャーのように前後にふりながら歩く。その姿はわりと、ってかやっぱりずいぶんと滑稽なので、衆人環視のもとでお前ひとりでやってみろといわれたら、かんべんして〜な感じ。でも百人の中で一緒にやるんなら快感かも〜。実際に家で真似てみたら筋が伸びてとても気持ちよく、アタシもデュークさんの教室に行ってみたくなりました。
「なんかヘンな宗教みたいだね」という感想もきこえたりして。まあ、たしかに。