テレビでやってるとなんとなく見ちゃう映画


テレビでやるたびに見てしまう映画というと、たとえば『ノッティング・ヒルの恋人』*1とか、マイナーなとこでは『ロングタイム・コンパニオン』*2あたり、古い映画ならフランク・キャプラ作品*3はおしなべて。ようするにハッピーな気持ちにしてくれる後味のいい映画というくくり。『ロングタイム』はエイズ問題を取り上げた悲壮感はあるが、パートナーと伴に生きる喜びが哀別の受容を通して描かれてているのでかろうじてハッピーものかと。単純に面白いから見る系だと『エイリアン』とか『ゾンビ』とか『ターミネータ』とか。やる前は今回はもういいやと思っていても、CM途中にザッピングしちゃうと見ちゃう。

*1:1999年米、監督:ロジャー・ミッチェル、出演:ジュリア・ロバーツヒュー・グラント。世界一有名な女優がイギリスの小さなブックショップのオーナーと恋におちる、逆玉ラブストーリー。丁寧な演出、ヒューのおどおど演技は必笑。ノッティングヒルの恋人 [DVD]

*2:1990年米、監督:ノーマン・ルネ、出演:キャンベル・スコットブルース・デイヴィソン、マーク・ラモス。ゲイとエイズをテーマに、あるゲイ・グループの9年間を追った人間ドラマ。喪失を受け入れていく中で、絆を強めていく人間達の姿に深く静かに感動。

*3:「ある夜の出来事」「スミス都へ行く」「素晴らしき哉、人生」など