本日のよろこびごと。(940)


宇田川さん 鶴つけ毒吐く 粋なモガ(喜)
ひさびさに突発的にドラマの感想〜♪

総集編(?)一挙放送みたいなのをやってたんで、つまみ見しました。本放送は一度も見たことなくて、つまんだ時間も賞味1時間半ぐらい、それでも「マッサン」よりもだいぶおもしろいなぁ…と。
はなと村岡氏の結婚に至る紆余とか、蓮子さんの駆け落ちとか、かなりドラマチックだね。これだけでもう話の主軸が2つもあるし。かと言ってとっちらかることなく、心理変化は丁寧に描けてる。ずるいわ、そりゃ面白いわ。
「マッサン」は心理変化をはぶくからつまらない。エリーとマッサンが恋愛していく過程、エリー家族の仰天振り、そーいうのが全部ナレーションかダイジェストですまされてたもん。そりゃ欲求不満になるわ。良家のスコットランド娘が初めて見た“日本人”への第一印象はどうだったか、接してどう変化したか、恐る恐る近づいて近づきすぎて離れてみたり、そこへエリーに思慕をよせる恋敵も登場し「なんで日本人なんだ!?」とか、そーいうのベタだけども絶対面白かったはず(っていうか、自分が好きなだけか(笑))。
花子とアン」が面白かったんで、スピンオフ「朝市の結婚」を今度はつままずにちゃんと全編視聴してみたら。
なにこれ? 花岡家近辺の喫茶店にやたら偶然にみんなが集まってきて、唐突に打ち明け話をしたり、恋の暴露合戦があったりする。まるで喫茶店を舞台にしたシチュエーションコメディじゃん、ちょー面白い。宇田川さんなるキャラが爆発してた。醍醐さんはかわいいし、ゲスト出演の石橋杏奈も昔の恰好がすごく似合って甲府弁(?)のニュアンスもいい、そしてやっぱりかわいい。もちろん朝市役の窪田君は素敵にきまってる。あー、見てよかった!
本編よりも好きかもしれません。戦争へ向かうあの時代の不穏さが気配を消して、愛だの恋だのの平和な世界観しかそこにはなくて、のほほんと見ていられたから。