本日のよろこびごと。(896)


長回し 名演技でなく 自己満足(喜) 
はじまったドラマ等の感想を簡潔に。

  • 「若者たち」

一昔前の小劇団の芝居をみたいに、やたらうるさい。まくしたてる&長回し=名演技(名演出)ではないと思う。時代設定もよーわからん。“スカイツリーのある昭和”というSFか?(←現代です)。妻夫木君のべらんめぇ口調は無理してる感。

  • 「同窓生〜人は、三度、恋をする」

いっぽう「中高年たち」はというね(笑)
井浦新の枯れぐあいは好ましい。彼は今という時間を生きていてリアルだ。しかし他3名(稲森・板谷・松岡)がバブル感覚を引きずっていて、見た目もいかにもドラマの中の人っぽい。ゆえに相互に親和性がない。というのを差しひいても、薬局でいきなりキス強奪とか、校庭で「キスして」とか萎えるのだが…。アラフォーの色恋には、もすこし忍びやかな手探りとか情緒があらまほしかれ。

クール&チャラ男の2人組の転校生が、いじめられっ娘を仲間に巻き込んで…テロしちゃうっていう、「野ブタ。をプロデュース」のテロリスト版かよ。初回から911を意識した都庁崩壊などあって、深夜とはいえ倫理的にも問題作になりそうな不穏すぎる幕開け。ドキッととした。絵柄も好き。

*1:ノイタミナ枠で始まったアニメ