本日のよろこびごと。(853)


全員が 朗らかなドラマ レアかもね(喜)
パソコンの調子は相変わらず、ただただうるさい。が朗報もあり、注文していた新しいパソコンの納品が今週金曜日に決定したと連絡がきました。ありがたい。注文を急いたので現物が届いたら、「ええっ、これができないの!?」とかいろいろ見込み違いなことがでてきそうな不安はあれど、なんとか最悪でもwimaxでwebに接続してくれればOKと思っております。
って前置きで、連ドラ初回の感想〜♪

  • 『三匹のおっさん』

テレビ東京金8、原作有川浩さん。これがひろいもの、気楽に見られて面白い。勧善懲悪で単純なストーリーで気分がよいのだ。褒めるべきところは多々あれどなにが一番か問われたら、登場人物がみんな朗らかなところかな。
元エリート社員で剣術の達人、べらんめえな居酒屋経営者で柔道家、冴えない町の電気屋で機械オタク。そんな幼馴染の三匹に、北大路欣也泉谷しげる、有村則夫というピッタリなメンツを揃えたら、もはや立っているだけでキャラがわかるという明快さ。時代劇風のテーマに乗せて霞の中から三匹が悪人退治に颯爽と登場すると、「よっ待ってました!」、喝采せずにいられよか。
3世代同居の2世帯住宅で暮らす北大路一家の関係性がまたいいんだよ。還暦祝いの席が空気を読まない嫁のせいでギスギスした雰囲気になってハラハラ、「美魔女って知らないんですか!」と憤る嫁、「そんなの中年女の悪あがきでしょ」と毒吐く姑、そんな二人も実は気のおけないなんでも言い合える関係であんがい仲良しだったりする。祖父を「じじい」呼ばわりし、祖母の料理を「地味飯だ」などとぼやく口の悪いいまどきの孫も、地味飯目当てにしょっちゅう顔出しするただのツンデレ。「口の悪さは誰に似たんだか」という祖母へ、全員が心の中で「おまえだろ!」とつっこんだことだろう。ホンワカぶり泉谷一家も有村一家も同様で、それぞれ事情はあれど絆の堅い家族ばかり。幼なじみ三匹の関係もいつも朗らかで楽しそう、泉谷の息子夫婦が切り盛りする居酒屋でつるみ、こそこそ企むヤンチャぶりはなんともうらやましい老後なりや。
テレビ東京にしては実験作ではなくて、手堅く若者から年寄りまで誰もが楽しく見られるファミリードラマ。もしかして今期一のヒット作かも。ホント、普通に面白いんだもん。