本日のよろこびごと。(823)


架空にも 安心求める 不安感(喜)
あ、気づいたら11月になってた…。
えーと。そうそう連ドラの話でも書こう。
今一番楽しみにしているのは「ミス・パイロット」。斉藤工君にうっとりしているのかと思いきや、いやそりゃちょっとはしてるけども、それ以上に自分がうっとりしているのは堀北真希ちゃん。「ああ、かわいい、ああ、綺麗になったなぁ…」と。次週予告で「来週こそはアメリカ編か?」と匂わせていつまでたっても日本で研修中という詐欺まがいの演出をされても真希ちゃんのキュートなお顔をみると許せてしまう。好きなんだよなぁ、あの顔。でも顔だけじゃないのよ、このドラマ。何がイイって、クソみたいな悪役がでてこないとこ。安心するんだよ、誰もが己の職務を全うすることに誇りを持てている、そんな良い職場の雰囲気に。
他に見続けてるのは「リーガルハイ」「ドクターX」「相棒」「独身貴族」。
「リーガルハイ」は新規参入組の目立ちすぎ、古美門のキャラのコミカル度倍増に馴染めず、些末なギャグを減らして法廷部分に特化してほしいなと毎回ぶつくさ文句を垂れながら見てます。不細工スパイラルと、おやじいぬ裁判はわりと面白かった。でも今日のなんかはせっかく裁判がわりと盛り上がったのに、本編後のエピローグが長すぎ。子葉をスパッと切り詰めてほしいもんす。
「ドクターX」にも前期と比べてしまう、アタシの悪い癖が。院内に愛すべきキャラがあまりいないのが物足りないんだよね。反発しながらも少しずつデーモンに感化される1期の連中は可愛かった。可愛くないぶんパワーは増してるからいいか。藤木君が確変するかどうかが見どころ。大門の口から「私失敗しないので」がでると、よっ、待ってましたと大喜び。
「相棒」は惰性で。マンネリだけど、そこがいい。駄作まじりでたまに傑作、そして後味の悪さなど。マンネリな中にも変化はある。意外と大きな変化の方が受け入れやすいのかな。小さな変化のほうが慣れにくくて、イタミンらが出てくると3人目を探してしまう。彼のセリフはさほど意味がある内容ではなく相槌的なものが多かったはずだのに、ホッとさせる声で存在感があったんだなぁと、不在によってよりいっそう存在を強く感じる。
「独身貴族」はなんで見てるのかわからん、すごく面白いわけでもないし。ときどき「あっ、いいな」って感じさせてくれるところは好きだ。例えば、ここでちょっとした詭弁を弄すれば付け入る隙があるとする。そうすれば話がこじれてドラマは盛り上がるはず、なのにそこで「それは誤解だよ」とあっさりバラして「なんだそうだったんだ」「ははは」と小さく大団円しまうところ。言い訳をしない、誤魔化さない潔さ。無理をしない楽さ。そんな空気が見てて心地いいから見続けてるのかなと思います。
連ドラ視聴傾向を総括してみたら、結局自分が今求めているのは「安心」であることが図らずも暴き出されてしまった。うーむ、そうだったのか!