本日のよろこびごと。(762)

風呂釜の下


梅雨前に 浴槽下の 貞子供養(喜)
関東地方が梅雨入り宣言しましたね。この時期にやっておきたいことのひとつに「カビ対策」があるのだと、テレビのニュースでやってました。
「こんなところにもカビが!」「ええっ!知らなかった〜!」
主婦ショック!的な映像の数々を見せられた後に、
「では対策しておいたほうがいい場所は」
として、とりあげられていた浴槽の下。側面カバー(エプロンという)が取り外せるようになっていたら、それをはずし内部をカビとりスプレーなどで綺麗にしておけと。
ってなこと、みなさん、やっておられるんでしょうか?
えーと、実は我が家ではほとんどやったことがありません。つーか、カバーがはずせることすら、排水管清掃業者が作業の都合でたまたま外してるのをみかけたときに知り(居住10年目)、ヘドロじみたぬるぬる、うねる髪の毛、カバー裏の一面の黒いのは…カビだー。謎の生物が生息していそう、ってかGがでてきそう…うぎゃあ。あまりのおぞましさに、手の届く範囲のぬるぬると髪の毛だけをキッチンペーパーで取り除いた後は封印しました、涙目で。
さらに熟成させること約10年。
「ああっ、やっぱりやらなくっちゃだよねぇ」
ニュースで啓蒙されて、ようやく昨日掃除を。
スクレーパーでゴミ(おもに髪の毛)をかきだして、
「うわわ、きめぇよー、こええええぇよぉ…貞子だよぉひー」
怯えていますが、それ全部もとをただせば自分のだよ。カビとりスプレーをして(特にカバー裏にはたっぷり)1時間放置、水で流して、
「うわ、すげー、汁がきたねー…でも、えっ、こんな色だったんだ」
カバー裏のベージュが鮮やかに浮き上がったことに驚く。
まあ、かなりがんばってみたものの、さすがに20年の蓄積が1日で完全にピッカピカとはならず。ある程度やったところで妥協。後は、丸1日カバーを開けたまま完全乾燥させて、再装着したら完了。湿ったまま閉めるとカビさん天国になっちまいますもんね。
こわいこわい。
写真は掃除を終えた浴槽。カバーを外した状態です。
ってなこと、マジでみなさん、やっておられるんでしょうか?