本日のよろこびごと。(507)


ドSシェフ 看板に偽りで 感想がドS(喜)
連ドラ初回の感想♪ 

向井理はさほどタイプではないがドSシェフ設定に惹かれて視聴してみたら、ひどすぎた。
「この主人公のどこがドS? ただの感情的で気分屋なガキじゃん…」
という以前にドラマとしての出来がひどかった。ストーリーはベタ、演出は浅く小手先、全体が空回りしてひどく安っぽい。一昔前のアイドル映画を見せられたような時代感覚の古さは、ほとほと出演者が気の毒になるレベル。誰1人魅力的に見えてこない。食材を扱ったドラマで食べ物が美味しそうでないのも難。いったいどうしちゃったの?と思う。
そもそも脚本がひどい。先の展開が予測できてつまらなすぎる。ベタでももう少し見せ方があるだろうに、内容を練る時間がなくて初稿でGOを出しちゃったのか。
もちろん主役である向井君の演技がさほど巧くないというのは責められるべきかもしれん。でもそんなのは最初からわかってたことで、それをわかったうえで主役に据えたのだから周りがうまく使ってやるべきだろう。とりたててファンではないアタシをして、フジテレビは向井理を潰す気なのかと疑いを抱くほどだった。
見続けていれば逆にネタドラマとして面白く感じるようになるのかもしれん。演者が気の毒すぎて、来週も見守ってやるべきだろうかという気に少しだけなったけれども。片桐はいりが毎回ドジを踏んでレストランが燃えそうになるというお約束があるのならば、きっと見る。