本日のよろこびごと。(490)


ミタさんの 笑顔はさながら 天使なり〜(喜)
今見終えたばかりのドラマの感想。

はぁあ、終わっちゃったねぇ…ふう。
感想とかあまり書けないわ。目の前の状況に流されやすいアスダ家の短絡ぶりはあんまかわってなかったなとか、ウララちゃんを選ぶんかいっ!とか、いままでみたいな疾走感や意表を突く展開はなかったなとか、そーいう文句はすべてミタさんの笑顔で消し飛びました。
笑顔のミタさんは、なんて綺麗なんだろう…はあぁ。こんな笑顔を見せられたら一発で恋に落ちちゃうよね。クズ父はよく耐えられたなぁ。
彼女が一気呵成にウララ的明朗快活な女に戻ってしまうわけではなく、夫と息子の死を防げなかったことの十字架を背負い続けると宣言したうえで、なおかつ笑顔を浮かべたということがなにより。逆に家政婦紹介所でのミタがわりといままでと変わらぬそっけなさだったのに、妙に安心したりして。
『亡くなられた旦那さんと息子さんが笑わないミタさんを喜ぶわけがないでしょう』
クズ父が最後にいい仕事をしてくれよった。
ウララの婚約破棄からクズ父の元同僚へのしっぺ返しの流れは伏線回収というよりは、蛇足なんだけどもホッとできる遊びの時間。隣のババアも、息子を愛する母性をみせることで嫌なだけの人で終わらせない、クズ父の愛人も。そういう小ネタにも脚本家の優しさが感じられてよかったなぁ。
ミタとの別離を終えたアスダ家帰還がもたらす平穏な至福も格別でした。
『ここの家が俺たちの北極星だね』
『いいお肉をいっぱい買ってきたなり〜』
『うおお、肉ーーーっ!』
奇をてらわず、ウケも狙わず、いい最終回だったなとしみじみと感じいる。
ミタは家政婦として新しい家へ赴任する。荒廃した玄関周りに転がった三輪車。家族構成がミタの昔の家庭に重なり、一瞬、昔住んでいた家に戻ったのかと。違うよね、あれは燃えちゃったんだもん…(涙)
新しい家族との触れ合いでミタはどんな風に変わっていくのか。見たいけども、別に見なくてもいい。なんとなくわかるから。半年か1年後ぐらいしてアスダ家と再会したときに、ミタさんの朗らかな表情にみんなが驚き見蕩れ、クズ父が恋に落ちてしまってもいいし、そうならなくてもいい。ウララちゃんが保護者でなく、母親になっていたとしても、もはや、どーでもいい。ミタさんの笑顔があればそれだけで。つーか、松嶋菜々子、笑顔きれいすぎるだろー!(笑顔)