本日のよろこびごと。(395)

いまさらですが桜並木


夏なのに 桜咲桜蘭 くるい咲き(喜)
ドラマの感想っ♪
写真はこの春に友人が撮影した桜並木、いい写真なので載せちゃいました〜(いちおう、ドラマの学校名に桜が…つながり)。

なんでかくも男装の麗人ドラマだらけなのだ? 「花ざかり」「美男」に「IS」も含めたらこれで4本目、ここまで来りゃ1本ぐらいは逆パターンがあってもと思う。はるな愛からマツコまでバラエティでならあらゆる女装を見ることができるが、自分的にはそろそろマジ男優によるマジ女装の麗人ドラマがみたいんですけどもぉ〜、うっとりしたいんですけどもぉ〜、萌えt…
という心の叫びにはカットインして、ホスト部の話。
これ結構楽しみしてたんだよね、スポットCMを見た限り、わりとイケメンがいそうだし、主役の子もかわいいし、安直なウキウキ設定と深夜枠のコラボがどうなるのかという興味も含め。深夜っぽさといってもそこはそれテレビ東京ではないのでね、エロはないです(笑)。
まずキャストがね、実に深夜。でもいくら深夜でも「なんでアンタがこんなもんに!?」的意外な大物(例:『ヨシヒコ』の宅間伸)や、性格俳優(例:『ヨシヒコ』の佐藤二郎)がいてもよさそうじゃん。これがいっさいおらんのだ。なにせ登場したのが桜蘭高校の生徒のみ、年齢の標準偏差が異常に小さい。どのシーンも桜蘭高校の校内・校庭のみだし、あーなんかせまっくるしーーーっ。
しかしホスト部6名のキャラがわかりやすくハマっていたのですんなりみられた。原作漫画未読、あくまで一編のドラマとして成立してたってこと。ナルシストプリンス(山本裕典)はさすがの軽妙さとバカテクで抜けているが、腹黒さと胸熱を兼ね備えた頭脳派メガネ(大東俊介)がツボ。
超金持ち学校と庶民の対比で、インスタントコーヒーへの食いつきを持ってきたのはうまい。庶民コーヒー…アタシもひさびさに飲んでみたくなりました、なんてな。
主役の川口春奈は特徴もないが嫌味もない、普通のかわいらしさ。小柄で線が細く顔だちも声もどうみても女の子だろうに、なぜか「男として」という前提で話がすすんでいく。
『(800万円の花器の賠償は)身体で払ってもらう。おまえ、ホストになれ!』 
なぜだ、解せん。高校ならばクラスメイトしかり体育の授業しかり、性別はとうに明らかなはずだろうに、性別をごまかしてる風もない。なぜなんだー!? と思ったらラストであっさりとネタばらし。なるほどね、知らぬはプリンスばかりなりか。次回以降はみんなでホスト部の紅一点を守っていく流で話がすすんでいくみたいです。
後半のクライマックス、池の中濡れながら私物を必死で探す男装のヒロイン…って類似シーンを『美男ですよ』みたばかりだぞ。ネタの使い回し感に呆れ、ひざ下深さの池に入るのになぜ上半身はだける?でもういちど呆れられれば面白くなる。
TBS+深夜というハンディに加え初回からオールスター野球の影響で30分押しで視聴率はまったくもって期待できんが、アタシはわりと好き。