地震のこと(1)


ひさしぶりの更新になってしまいました。アタシは元気です。
今回の東日本大震災では多くの犠牲者がでたこと、いまでもとても信じられないけれど事実です。多くを無くされた方、今も避難生活をされている方、たくさんの不安を抱えている方々の前に一日も早く春が来ることを願ってやみません。
さて、
今回の地震ではアタシも少しだけ被災をしました。あの悪名高き液状化ってやつにやられて、避難所で津波情報におびえつつ一夜を明かし翌朝家に戻れば地面は70cmほど沈下してマンションの土台が見えるというなんじゃこりゃーな自然の驚異を目の当たりに。もちろん揺れが続いた2分弱の間にも、
「建物ってこんなに動くんだー!」
とか
「道って、こんなに波打つんかぁ〜!」
とか、およそありえないものを目にし、一生分の怖いもんを見た感じがしたし、なんかあの日からずーっとアリスインワンダーランドに入り込んだ気分。あれから2週間経ち、今ようやく少し落ち着いたかなというところです。
もちろん東北の方々に比べればアタシの被災なんて本当にささやかすぎて、騒ぐほどのことではないものです。それでも己の人生感を少しだけ揺さぶる経験ではありましたので、明日から己の備忘録としてつづっておきたいと考えています。ほんの少しだけおつきあいを。