本日のよろこびごと。(254)


あと少し 余韻がほしい 蛇足でも(喜)
ドラマ最終回の感想を書いちゃうぞ。

  • 『流れ星』

ハッピーエンドでよかったー!
背後からやっと捉まえたのギュウ、
『一緒に帰ろ…』
『…』
『一緒に帰ろう』
『あ…ん』(超甘い声〜)
そしてお互いの肩に顔をうずめて、空白を埋めるよなハグ&ハグ&キス。
あううう、甘ーーーいぃ!
きっとこの後二人で気恥ずかしそうな顔であの家へと戻り、母親と妹に最高の笑顔で迎えられて、温かな団欒、クリスマスツリーにはクラゲのストラップ2つ、リサの自転車が家族の自転車と並べて置かれているシーンで静かにFin…を期待してたら、えっ、ハグハグキスで唐突にぶっつり→CM。
「えっ?」
いやいやCMの後にちょっとしたおまけがあるに違いな、
「あ、ないんだ…」
えええええーーーっ、なんすかなんすか、これは。ものたりねぇーーー!
そりゃまあ視聴者の想像の余地を描かない潔さは美学としてありですよ。でも蛇足でもやってくれよ!なシーンってあるじゃんか。せめて延長10分あればなぁと惜しまれてなりませなんだ。
まぁ、団欒がないぶん、美術館へ向かう道ですれ違う切ないシーンを入れてくれたからよしとするかぁ。
それにしても最後の最後まであの兄貴は、死んでくれねーか?の疎ましさでしたねぇ。
『死んであげるぐらいしかしてやれることがないのかな』
と妹に電話をするとは。まあいいや、悪行を悔いてついに自殺してくれんなら、と思いきや、生きてるじゃん! そのうえまたも妹の労力と稼ぎを食い物にして、己はのうのうと悠々自適の入院生活を。さらに妹のコツコツ貯金をサラッと奪い、歩けないのもフリだけだったと。うーむ、そこまでやられたら、いっそすがすがしいクソ悪党ぶりというしかあるまい。あっぱれ稲垣。
まぁ、そりゃそうだ。現実ならいざしらず、ドラマ的にはあそこでマジで死なれたらまたリサの心のオモシが倍増しちゃうし、視聴者からは「自殺容認か!」的抗議殺到、ケンゴとの幸せにもミソがついちゃうので生きててくれてよかったかもね。
ソレを言うなら、先々週の後に臓器移植の秘密が白日の下にさらされてしまったことさえも、今後の幸せのために必要なステップだったかもしれない。秘密を抱え続けるのはつらいもの。兄貴のしたことは結果的には悪いことばかりでもなかった。
でもだよ。
リサの通帳をケンゴのもとへ届けたとしても、リサが許したとしても、あの兄貴をアタシだけは許さんぜよ。あいつはきっと何年か後にはまた莫大な借金をかかえ、暴力団がらみの厄介ごとをぞろぞろひっさげてリサのところへ舞い戻ってくるは必定。決めました。いまのうちに影で成敗しておくことにしました。
それにしても視聴率があまりよくなくて幸いだったね。パート2なんて作られちゃった日にゃ、『続・星の金貨』ばりの大不幸の連続でとんでもないことになったもの。
ハグハグキスでカットアウトか。ふっ。