本日のよろこびごと。(254)


ハグは2回 衝動のギュウ 愛情のギュウ(喜)
ひさびさにドラマの感想を。変わらぬイチオシは『SPEC』『モリのアサガオ』『秘密』ですが、ドラマ好き主婦Rさんが、
「いまさら『流れ星』もはまってます! 前回なんて涙してしまった!」
などといわはるので途中参加してみたら、これがすごーくよかったので感想を書くことにしました。

  • 『流れ星』

正直な話をすると、初回を見てここにも感想を「つまらん。竹野内よりもっとブサイクな男をキャスティングしろ」などと毒づいてたのよね。すんません。前言撤回、面白いし、竹野内でよかったです、はい(笑)
ひさびさに上質で正統派なメロドラマをみせてもらった充実感がありました。主役二人(竹野内豊、上戸綾)の心の動きをセリフに頼ることなく表情や間で丁寧かつ繊細に表現していてね、胸に響くの。自転車練習のシーンが、特によかったなぁ。
自転車に乗ることができない綾ちゃんが、竹野内に乗り方を教えてもらうくだり。危なっかしくよろよろ自転車をこぐ彼女、
『離すなよ! 離すなってば!』
後ろから支えながら彼が、
『離さないよ』
このセリフにこめられた万感の想い(アタシを離さないでいて)(君を離したくない)が切なくて、ううっ…ちくしょう、なんて心にくい演出をしやがるんだー(号泣)
『でもいつかは離さないと…』
と、最後に彼女の自転車から手を離す彼。このときの二人の表情が実に深くてねぇ。互いが同じ方向を向いているがゆえ、相手から読まれることのないと悟った上での表情が、正直になれない心を雄弁に語る、語る。
ひー!
だから今週のラストシーンで、まさかの綾ちゃん、そんなとこにおるんかいっ!の展開で、ようやく二人がギュウっと抱きしめあってくれたときにゃあ、もうすごく嬉しくて、アタシはもうここが最終回でいい!と思いましたよ。あの1度ギュウならぬ、2度ギュウがすごくイイっ!
だから、
吾郎がらみの週刊誌のくだりなんかもういらんわー!
二人が引き裂かれたりするところなんかもう見たくないわーい!
来週はパスして、最終回の後半だけみることにしました。ん、あと何回あるんだろう? 2回ぐらい?
週刊誌問題もアレだけど(元風俗嬢と暴き立ててたよね、ひどい…)、さらに気がかりなのがドラマのタイトル『流れ星』。誰かが流れちゃうのか!? とか不安をかきたてるじゃないっすか。
って、アタシかなりはまったみたい。Rさん、よいドラマを教えてくれてありがとう!