本日のよろこびごと。(214)


みたらしの タレに青春 回想す(喜)
売り場でシフォンケーキかみたらし団子か迷い、みたらしを選択。
うまいなぁ。そういやぁ学生のころ、和菓子屋さんのバイトでみたらしのタレを作らされたりもしたなぁ、なんてことを思い出しながら食しました。
大鍋で煮立つタレが「焦げ付かないようにしっかりまぜて!」と叱咤され、木の杓子を動かし続ける。
「ほら、手を休めない!」「は、はいっ!」
熱気と、粘度を増し重くなっていく杓子との戦いは、か弱い女にはハードな作業。団子にみたらしを絡めるのだって、うっかりタレが手に付きゃ熱くてねぇ…。その過酷さも女工哀史か、嗚呼、なつかしき青春の一ページ。
ま、シフォンケーキはアタシの青春には1文字も登場してきやしませんでしたし、なんにせよ、日本人の根っこにはこの甘辛がありますし、やっぱ今日はみたらしで正解だったかな。でも明日はシフォンケーキを食ってたりするかもー。