本日のよろこびごと。(171)


いつの間に 一寸先は 闇か蜂(喜)
またしても生命の危機的状況に遭遇しちゃいましたぜ。つっても、たいしたことじゃないです。そんなことじゃ死ねねーよ!ぐらいな出来事。
いましがたソファで本を読んでたときのこと、ふと視界の片隅に虫の影を捕らえ、
「ん、蚊? にしてはでかいが、ハエか?」
膝に止まった瞬間を逃さずとっさに読んでた本で叩き潰しました。
ごめんね、でも家に侵入してきたお前が悪いんだよ。
床に落ちた死骸を始末しようとティッシュを近づける。やはりハエ、いやまてよ、黄色と黒のしましまがある。
「えっ、まさか蜂っ!?」
いったいどこから室内に侵入したのやら正真正銘の蜂さんでした。小さいけれど蜂は蜂、
「蜂って、蜂って、2回刺されたら死ぬんでしょ? え、違うの? みんながみんな死ぬわけじゃない? そーっすか。ならいいんだけど。でも、ホントに、ホントに?」
などと大いにうろたえおびえるアタシ。そもそも今まで一回も蜂に刺されたことないんですけどもね。実は子供のころに読んだ高階良子さんのホラー漫画の影響で蜂類に対する尋常ならぬ恐怖心が培われておるのです。
ジガバチをご存知ですか?
ジガバチは捕らえた虫に麻痺薬を注入して動けなくした後、その体内に己の卵を産みつけるんです。虫は、やがて孵化したジガバチの幼虫に生きたまま内部から食い殺される。鮮度の良い餌を幼虫たちに与えるための究極の飼い殺し。時限爆弾的な恐怖が己の体内でじわじわと育ち続ける。もしもそんなジガバチが乙女のカラダに卵を産…
うあああ、今思い出しても怖ひー。
あ、だめ、もうやめよう。