本日のよろこびごと。(106)


今日のドラマは2本とも面白かったわ〜(喜)
まず9時からの『相棒』がねー、ひさしぶりに面白かったんですわ。
嬉しかったなぁ、『相棒』を見たという満足感が今も残ってる。Season7までは毎週姿勢を正して放送開始を待つ入れ込みよう、ところがSeason8になって以降は回を重ねるごとに熱意が薄れ、あまつさえ先日などは途中で寝てしまいラスト10分を見損ねても「まぁ、いいか…」程度の執着の薄さに。その理由は明白なんですがね。いや、別にミッチーがどうこうじゃなくて、そりゃあ責がまったくないとは言わないけれど、つーかさ、『相棒』の魅力は右京さんにのみ拠るものでもなく、特命係をとりまく仲間たちのキャラ立ちと脚本の面白さに負うところが大きいんだ。今週は久々に脚本に適度な重さとひねりがあって最後まで飽きさせず、ラムネも捜査一課も筋に絡んでその存在が生きていました。こーいうのが見たかったんだよね。今回がまぐれでないことを祈ります。
そして10時からの『曲げられない女』。
面白かったなー。1時間が短く感じたよ。面白いだけじゃなくて、己の信念を貫くことのしんどさも身にしみました。自分に正直に生きたってしょうがないときもあるよ、たまには打算もしょうがないじゃない?
「自分を殺すというのは自殺と書くんです! そんなの生きてると言えません!」
ううっ、サキちゃん(菅野美穂)の言葉は正しすぎます。その正しさの報いで、先週は彼氏と別れ、今週は仕事を無くし、そして来週は母親を? 彼女は己を曲げないで生きていくために、毎週何かを失い続けるんだろうか。そんなわけないね、ドラマだからいいことがたくさん待っているんだよね、きっと。でも現実だったら…は言いっこなし。