ドラマ終盤


空気が秋めいて、夏ドラマもそろそろ終盤。
はまっているのが「イケパラ」、これを見逃したら暴れます。見逃したらやや悲しいのが「磐音」。あと番外で、見捨てるのがしのびなくて見てるのが「牛に願いを」。

当初イケメンはどこやねん?だったのが、いまではあっちにもこっちにもイケメンセンサーがビビッ。生田、小栗は言うに及ばず、まず寮長3人がいけてます。中でも難波南の水嶋ヒロ、どっちが役名でどっちが俳優名だかんないぐらい、どっちの名前も覚えちゃったじゃねーか。天王寺もオスカーもでてくるだけで「よっ、待ってました!」という感じ。あと関目(岡田将生)ね、キレイな顔を目が追う。もっとも総合点で一番イケてるのはやっぱ中津(生田)だね。男の瑞稀(掘北)に惚れてしまい「俺ホモかも・・・」と悩んでたのがついに「ホモでもいい! 何も生まないところが逆に純粋な愛といえるかもしれない」などとソクラテスな境地に達して、ウホッ。それが今週の終わりにはついに瑞稀が実は女であるという秘密に気づいてしまったのはちと残念。今までの道ならぬ想いに心をかき乱されて妄想する中津ってのがよかったんだが、新展開があったらあったでまたそれなりに面白い一人上手をかましてくれることでしょう。生田、あんたコメディ演技うますぎ。

  • 「陽光の辻〜居眠り磐音 江戸双紙」

山本耕治のはにかみさわやか演技がよいのです。でも「本当はすげー遊んでるんだろうな、この人」。そう思いながらも、せめてドラマの中ではこんなめちゃくちゃ強くて見た目もよくてカッコイイ人がいてもいいよね、たとえリアルですごい女泣かせまくってるとしても・・・。と毎回もんもんと見てます。山本、ホントはどうなのよ?そこんとこ。NHKの時代劇は市井の生活を描くのがうまい。しっとりした情感も。でも特番で突然放送をとばされたりするので、視聴習慣を空振りさせられることが多くて、とほほ。実は先週見損ねました。ちっ。

イケパラのついでに視聴。おかげで図らずも毎回かかさず。なんかさ、アタシが見てやんないと誰も見ないんじゃないかな〜と、同情見っての? だってひどいんだもん。例えば今週もひどかった。酪農研修で一時滞在しているだけの学生らが町村合併の村民投票会場に乗り込んでえらそーに口出しするか?しかも一人ずつ順番に?全員が?「この村が好きです」「友達ができました」とか、おめーら大学生のくせに、なんじゃそりゃ? こーいう展開がいろいろとお約束されていて気色の悪いったらないです。それ以前に合併先の市長が反感を買う演説をわざわざしにくるとか、その以前に町村合併で即酪農ができなくなるわけでもあるまいに大騒ぎしすぎとか、それ以前に・・・など延々と現実をご都合主義でねじまげたリアリティのない脚本で演じている人たちが不憫になります。毎週毎週、よくぞここまで非常識な脚本書くなあ。小学生でももう少し社会勉強して書くぞみたいな。ひどすぎるとこが味わい。最後までどんだけーひどいんだか、それが楽しみで見てます。役者が気の毒なんで、応援してやりたい。