熱帯の夜、寝室の灯りに決意

35年もの和照明

寝室の電灯(蛍光灯30W×2)がじーじー変な音を立てておることに気づきました。蛍光灯の寿命ならばチラチラ明暗しだすはずだが、はて。確かにふちの部分がだいぶ黒ずんできて替え時は近いかもしれないが、こんな音には覚えがない。ぐぐってみたらどうやら蛍光灯器具の安定器という部分の寿命のようなのでした。
なるほど我が家の蛍光灯は35年もの(右上写真)、一見わかる老朽化は、乳白色だったはずのプラスチックの笠が見事な飴色に変色したことぐらいですが、内部的には実はかなりたいへんなことになっているのかもしれません。今の寝室はフローリングの洋間、電灯は引越し前に和室で使っていたのをそのまま持ってきたものです。和室のをいつまでも使っているのもどうだかと思いつつ不都合がないのでそのまま18年、窓に内窓をつけてきれいにしたことだし、そろそろ洋間らしい照明に変えるべきか。
そこで先日、ケーヨーD2、K's電器、ビックカメラダイエー無印良品と巡って、疲労でもうドーでもよくなった頃たどりついたキャトルセゾンでマリーン・ペンダントライトというのをゲットしました(左写真)。安いわりに(8千円ぐらいだったかな)見た目がよかったのが決めてです。白いスチールの笠が涼しげな、100Wの白熱灯1球タイプ。さっそく寝室にとりつけたところしっくり適材適所、「おお、やっぱ洋間にはこーいうのが合うのだな。青いカーテンともマリーンな雰囲気がばっちぐー」。などと喜んでいたのは昼の間のこと、やがて夜になり点灯してしばらくして、
「あ、あぢー」
季節は真夏、夜は熱帯夜。そして白熱灯は熱かった…。リビングでも白熱灯を使っていますが、あちらは広いから熱量は拡散されてさほど感じず。ところがせま〜い寝室に100Wの白熱灯って、
「こ、こんなに暑かったのね。くぅー耐えられんっ」。
ちまたでは白熱灯を蛍光灯に替えようというエコ・キャンペーンかなんぞをやっております。時代に逆行するからこーいう報いを受けるのです。白熱球タイプの蛍光灯を買ってこようと決意した熱帯の夜でありました。