謎のブルーベリー


食の安全性が取りざたされている昨今、髪の毛醤油だのダンボール肉まんだのまことしやかにささやかれ、偽飲料水、残飯入り餃子だのもありました。消費者としては安全なものを求め、多少高くてもなるべく国産、できれば有機栽培のを買うように心がけるようにしなくては。
さて一昨日のこと、大手スーパーでとんでもないもんに遭遇しました。それは有機栽培ブルーベリー。え、どこがとんでもないの?って。ええまあ、そうなんですが、
「原産国が中国…?」
そりゃ中国でも有機栽培ぐらいやっているとは思います。思いますが、染みついたイメージだとどうも気持ちの上で相容れないものを感じてしまったんですよね。さらに、アタシのふんだ二の足をさらに後退させる表示が、
「1パック 98円!?」
ふつうブルーベリーって、「こんな小さいパックで498円かよ!?」とかなり引くような値段がついてたりしませんか。これもパックは手のひらにのるちんまりサイズで内容量は125gと少ないです。でもでも、98円ってありえなくない? 有機栽培なのに…中国産だけど、っていうかなのに、っていうかだからっていうかなんていうか…頭の中がぐるぐるぐるぐる。
でも味はふつうにブルーベリーでした。え、買ったの? ええ買いました。だって安いじゃん。最初に言ったことと矛盾してるかもしれんがよいのです。ブルーベリーに罪はありません。こんなに安いのに他に手に取る人も近寄る人もほとんどおらず、なーんか地雷踏んでる気がしなくもなかったりするんですが。