邦画『フラガール』


昭和40年の日本は貧しかった…ということを思い出した、「フラガール」。
アタシを含め日本人は今、なにか驕っているんじゃないかと、「少しぐらい高くてもいいものが欲しい」とかいう自分がちょっと恥ずかしくなった。なんてことを考えた、「フラガール」。
でも映画は暗くはないのよ〜ん。
炭鉱に生きるつらさ、びんぼーでどうしようもないこととか、時代に乗り遅れていくことを酒でまぎらす悲哀とかもある。それでも一生懸命生きている人たちはキラキラしておるんよ。楽しそうなんよ。なんか豊かさじゃ買えないもんがそこにあるんよ。
ほんにな、いい映画じゃったー。見てよかったー。笑ったし、泣かされた。ただし啜り泣きがドルビーサウンドのように聞こえてきたのでアタシのすずめの涙はひっこんだけど。んで、見終えて、すがすがしかった。
あそこもよかったここもよかったって言いたいとこは山ほどあれど、これは是非自分の目でみてほしーの♪(ほしのあき風に)
でもこれだけは言わせて、
岸辺一徳は日本の宝じゃ!」
※映画本編のもつ『楽しさ』を誤解させる可能性のある部分を削除し、それに関するコメントも削除しました。あしからず。