欲の芽


なんかさ、いろんな欲がどんどん薄くなってく気がするの。昔は欲を抑えることを美徳としていたんだけども、今はちょっとした欲の芽をすかさず逃さないようにすることを、心がけようと思ったり。そんなことを特になにがなくとも思う、今日この頃。
と、メールしたら、

「>欲の芽
これってある種の「アンチエイジング剤」だよね。
よく「好奇心が強いヒトは老けこまない」なんて言われたりするけどこの好奇心ってヤツも一種の欲のような気もするし。まあ、生きるって方向性になじむのは「欲望をもつ→達成して満足感を得る」というくりかえしなんだろうし、実際それだと比較的容易に「生きる実感」などもえられてめでたいわけだが、欲をうすーくうすーくしていったらどうなるのかしらんなどとふと憧れてみたりすることもある、今日この頃」

と返答が。
欲をうすーくうすーくしていったらホントにどーなるのかしらね。好々爺?(女なら好々婆???)
欲の芽運動の一環として昨日、桜餅用の紫檀の木のナイフを買いました。なくてもいいもんだけど、あったらなんか嬉しいでしょ。ささやかな春らしい欲の芽拾い。