『アイ,ロボット』

アシモフ原案があってこそ、SFアクションに堕しない哀切あり。彼のロボット短編全集*1を読破したばかり(分厚かった〜!)なので感動ひとしおでした。ロボット心理学者のキャルヴィン博士が出ているだけでもうウキウキですよ。美人すぎだけどね(笑)。スプーナー刑事がかくもロボットを毛嫌いするようになったワケのくだりは、SFの名作「冷たい方程式」を髣髴とさせますね。少女だし。だからといってロボットを嫌うのは、ただの言いがかりって気もします。
R・サニーのシーンはどこもいいので、そこだけ拾って何度もみちゃいました。

*1:ソニーマガジン社刊の『コンプリート・ロボット』コンプリート・ロボット