8月のロードショー

明日のレディスデーにはひさしぶりにロードショーでも見に行くかと思いたち、近所のシネプレックスの上映スケジュールをチェックしてみたら、ううむ……なんだね、大人のための良質な映画ってのが見当たらんのね、単館にでもいかなけりゃ。夏休みシーズンのせいだろうか。
『スターウォーズ』はハリソン君の出ているシリーズしかみてないし、あまり見たいとも思わない。TVで連日のように旧作をやってたのはちらちらとみた。エピソード６（最後のやつ）のラストってあんなんだっけ？　ハリソン船長たちは、小さなぬいぐるみみたいな宇宙人たちと協力して妙にローカルでプリミティブな戦闘をちまちましているし、ダースベーダーはいきなり父性愛に目覚めたりするもんで、かなり違う意味で面白かったです。もっと壮大だったかと思ったら目がテン、ってなもんで、新作もなんだかな、そんなに食指がそそられることなく。あと大作は『宇宙戦争』『アイランド』か。どちらも上映前はわくわくしたけれど前評判ほど映画の評判はよろしくないようで、やはり気持ちは尻すぼみ。それに今の気分は、そーいう勢いと映像でドカンドカンと攻めるハリウッド大作系よりは、見終えてしみじみとハッピーになれるようなのが見たい。そーね、『ノッティングヒルの恋人』みたいなロマンチックコメディ、『今を生きる』みたいな感動学園もの、『フィラデルフィア』とか『ロレンツォのオイル』みたいな医療もの、『いつか晴れた日に』のような文芸系もいいなあ…って、言ってもねー。そういうのがないんだってー！
邦画の主力商品はアニメだもん、問題外っ。実写だと『戦国自衛隊』『亡国のイージス』『妖怪大戦争』『星になった少年』は興味なし、『フライ、ダディ、フライ』『姑獲鳥(うぶめ)の夏』はどちらも原作ファンなのでみないほうが精神衛生上よかろう。『電車男』は、そろそろ打ち止めかな。まあドラマで楽しんでいるから映画はレンタルを待とう。ほかになにがあるんだろう？　もう少しリサーチを続けてはみるけどさ、時期が悪かったな…映画を見に行きたいと思ったのは久しぶりのことなのに。